【評価感想】マミーピンボール

こんにちは。蓮根です。

今回はスターサインのピンボールシリーズの1つ、マミーピンボールのレビューだ。
タイトル

ピンボール台は今ではあまり見ないけど、20年くらい前はたまにゲーセンに置いてあった。
慣れると2コイン(大抵1ゲーム100円、3ゲームで200円だった)でそれなりに時間を潰せたので、みんなでゲーセンに行った時に遊んでいた。

ちなみにスターサインはピンボールシリーズで「ワールドサッカー」「ジュラシック」「ワーウルフ」に本作の4つを発売している。
その中からマミーピンボールを選んだのは、ピンボール台の見た目から。
ピンボールは決まったターゲットに当てることで莫大なボーナス点を貰えるゲームだ。ピンボール台によって凝ったギミックが用意されていて、このギミックがピンボールの面白さを左右すると思っている。
4つの中で、マミーピンボールがダントツに見た目凝っていたので、マミーピンボールを購入。

評価マーク(ランク順 S/A/B/C/D/E)

B評価
 

内容

本物のピンボール台を再現したゲーム。
十分満足できるくらい、本物のピンボール台を再現している。

操作はシンプルで、ZLとZRで左右フリッパー操作、右スティックで最初の打ち出し、左スティックで台揺らしだ。
そう、このゲームは台揺らしも再現している。
本物のピンボール台を遊んだこと無い人は何のこと?と思うかもだけど、ピンボールでは玉が落ちそうになった時に台を揺らして何とかするのだ。
台を揺らし過ぎると「TILT」となり、そのボールは終了となってしまう。
如何にTILTにならないように揺らすか、までがピンボールだ。
ただ、このゲームの台揺らしは大胆過ぎ。本物でこんなに揺らしたら、確実にTILTになると思うが。。

後は、マイナスボタンで視点を3段階に変えられる。下は一番俯瞰した視点。

台は真ん中と右側に滑り台みたいなレーンが2つ用意されている。
真ん中のレーンは右上奥のバンパーの所に通じていて、右側のレーンは、左側の針金のレーンに通じている。
この2つのレーンの狙いにくさが面白い。

他には、中央左にある4つのターゲットと、4つのターゲットの下と上にホールがある。

バンパーを60回当てるとボーナスが100万点くらい。
右側のレーンから遠回りの針金のレーンを通すと、緑のランプがついて、3回通すとボーナス。
4つのターゲットは5万点。
ホールは1万点だ。

他にも、すぐにボールを落とした時の救済策であるボールセイバー、ボールを落とした時にフィールドに戻してくれるキックバック、マルチボールあたりはプレイして確認できている。

他にも条件は分からないけど、幾つかのフィーチャーがある。
台としては立体的な構造や、ホールに入った時のアクションが楽しい。ピンボール台、というつもりで見ていると良く出来ているなと感心できる。

さて、このゲームの1番のポイントは再現度の高さだと思う。
フリッパーを動かしたときの、ガコッていう感じが再現されているのはとてもいい感じ。

逆に幾つか気になった点を。
まずは、ルールを書いて欲しい。本物のピンボール台でもインストが書いてあるのに。
ボーナスの取り方がまったくわからないので、どこを狙うかから探さないといけなくてちょっとツライ。
正直、全然ボーナスの取り方は分かってないです。

次に、右の針金のレーン途中でボールが止まることが結構あること。
本物のピンボール台でもボールが落ちてこないことはあって、その場合は台が検知して可動部分をガチャガチャと動かしてボールを落としてくれる。
このゲームではそれが無くて、自分で揺らして落とすしかないんだけど、100%TILTになってしまっている。

そして3つ目。マルチボールになった時に、自動的に視点が変わってしまうこと。
一番俯瞰的な視点になるんだけど、これがやりづらい。やりづらいからプレイ中にマイナスボタンを押そうとして左スティックを触ってしまってTILT、というのが最悪の流れだ。
視点を自動で変えるかどうか、設定変更できるようにして欲しかった。

少々文句はあるものの、わずか300円でこのピンボールらしさ。
ネットランキングがあるので、ハイスコア争いも楽しい。
ピンボールは日本より海外の方が人気だから、ランキング上位も日本以外の人が多い(1位は日本人だけど)。そこにチャレンジするのも夢中になれる。

集中して遊ぶゲームでは無いけど、気が向いたら手に取るゲームとしてはずっと遊べそう。
僕もせめて1000万点は出したいので、まだまだ気が向いた時に遊んでいくつもり。

なかなかお薦めです。

コスパ

ランキング50位以内を目標にやって、4時間くらいで達成。
300円という値段を考えたら、人は選ぶと思うけど十分コスパ良いと思う。

感想

ピンボールやったことが無い人がこのゲームを買って、適当にやったけどピンボールなんてツマラナイとなると悲しいので、少々遊び方を書きます。
まだまだ上が居るので攻略って訳でないけど、基本的なプレイを。

まず覚えて欲しいのは、ボールをホールドすること。
来たボールを適当に打ち返しているだけでは何も面白くありません。

フリッパーを上げたまま固定しておくと、フリッパーの根本にボールが止まるでしょ?これがホールドです。
一度ホールドして、きちんと点数になるところを狙う、これを最初にやってみて欲しい。

それではどこを狙えばいいか。
僕が理解している範囲では、右上のバンパーが一番わかりやすく点数を取れる。
バンパーに60回当てれば約100万点入るので、とにかくバンパーを狙う。60回まであと何回当てればいいか、ディスプレイ部分に表示されます。

左フリッパーから狙うのは比較的簡単で、2つの滑り台のようなレーンの間に打ち返せるようになれば合格。
右フリッパーから狙うのは少し難しいけど、フリッパーの根本で真上に打ち上げるようにできると直接バンパーを狙える。

これだけ出来るようになれば、2~3回に1回は100万点を越えると思う。
ここまで来れば、他のターゲットを狙うもよし、ボールが落ちやすいプレイをどうやって減らすかを考えるもよし、ランキングを狙うもよし。楽しんでください。

こんな人におすすめ

本物のピンボール台が好きだった人
本物のピンボール台に興味がある人

【評価感想】マミーピンボール” に対して1件のコメントがあります。

  1. なみへい より:

    はじめまして。
    突然ですが、質問が…
    フリッパーが全く反応しない状態に
    なってしまいます。
    説明書がある訳でもなく、謎です。
    玉は飛ばせます。玉が落ちた後に
    何故かフリッパーがきくようになります。
    原因分かりますか?

    1. 蓮根 より:

      うわ、すみません。コメント全然確認してませんでした。

      おそらくですが、ティルトしたんだと思います。
      ピンボールは台を揺らすことは本来反則ですので、台揺らしを検知するとティルトという状態になり、そのボールが落ちるまでフリッパーが動かなくなります。その、ティルトにならないギリギリのところで台を揺らしてボールを落とさないのが本物のピンボールの楽しみでもあります。

      このゲームはそういった説明が無いので分かりにくいかもしれませんね。

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