【評価感想】ダーツUP

こんにちは。蓮根です。

今回はダーツUP。

ゲームをほとんどやらない人と何か遊べるもの無いかなと探した時に、ダーツ良さそう!という話になって購入。
ちなみに2人とも、少しだけダーツにハマった時期があってマイダーツは持っている。

ボーリングでさえゲーム化して上手くいった試しがないのに、大丈夫かな。
不安しか無い。

評価マーク(ランク順 S/A/B/C/D/E)

D評価
 
ダーツのゲームを作るというチャレンジは評価する。
けど、題材に限界がある上に、1つ納得いかない点が。。

内容

ダーツのゲーム。
最初に2人でやったけど2ゲーム目にもういいと言われたので、実質1人でしかやっていません。

ダーツを知らない人のために簡単に説明すると、ダーツでは1ラウンドに3本のダーツを投げる。
ゲームの種類によるけど、基本的には3本の刺さった数字の合計が、そのラウンドの点数だ。
例外は、真ん中。真ん中はBULLといって、25点。
真ん中の更に小さな中心部はBULLSEYEといって50点。
あと、一番外の輪の部分はDOUBLEといって点数が2倍、少し真ん中の輪の部分はTRIPLEといって点数が3倍になる。
一番高い点数は、20点のTRIPLEで60点。60点×3で180点が1ラウンドでの最高点になる。

投げ方は、左コントローラーで画面に向かって狙いを定めて、右コントローラーのスティックを下に倒してから上に倒す。手で狙って、手を引いて投げるをイメージした操作なんだろう。
このダーツはハードなので、機械音がすることもなく、ハードダーツのストッと刺さる音だけがする。
ストイックなイメージだ。

狙いを定めるのは反応が相当敏感で、手を震えさせることなく、どれだけ微調整できるかが勝負になる。

最初の時点でダーツはど真ん中を狙っているので、そのまま手を動かさずに投げるとBULLSEYE(50点)だ。
それじゃあ、それを3回やれば150点かというと、そうはいかない。
同じラウンド内で投げたダーツは抜かないで次のダーツを投げるので、同じ位置でもう一度投げると、既に刺さっているダーツに当たって弾かれてしまい、失敗になってしまう。
実際のダーツでも、前に投げたダーツに当たったり、フレームに当たったりして弾かれることはあるので、これもリアルに表現していると思う。

そこで、1投目はBULLSEYEに入れて、2投目や3投目もBULLSEYEを狙う場合は、少しだけずらして投げないといけない。
これが難しい。
左手をほとんど固定したまま、でもちょっとだけずらす。
1投目にBULLSEYEの真ん中に投げると難しくなるので、僕の場合は1投目はBULLSEYEの下の方、2投目はBULLSEYEの上の方、3投目は20TRIPLEを狙うようにしていた。
20TRIPLEを狙う時は大きく狙いを変えることになる。
画面の端がどの位置にくれば20TRIPLEに入るかを覚えて狙うようにしていた。

ゲームの種類は4種類。

クラシックは4人までプレイ可能。シンプルに投げた合計点を競うゲームで3ラウンドだ。
カウントアップの3ラウンド版というイメージ。

X01は普通に01。101、301、501、701が選べる。
これは、301なら301点からスタートして、入れた点数分減っていくというゲーム。先にちょうど0点にした方が勝ちになる、ダーツでは定番のゲームだ。

ちゃんと、ダブルイン、ダブルアウトの設定も出来る。

コンボは知らないゲームで、クラシックと同じように合計点を競うゲーム。
ただし、特定の場所に3本とも入れた場合は何倍になるという、ボーナスルールがある。

画面の右にボーナスルールが書いてあるけど、結局ハットトリック(3本ともBULLSEYE)が最高点になっている。

そして最後がアーケード。
インターネットでのハイスコア登録が出来る。これが無かったら、1時間もプレイしなかった自信がある。

ルールは、目標スコアがあって、3ラウンドでそれを超えたらクリア。
クリアすると目標スコアが25点上がって、それをクリア出来るかどうかを試す、ということを繰り返す。
クリア出来なかったらゲームオーバーで、そこまでのスコア合計が自分のスコアになる。

目標スコア450点からが勝負という雰囲気で、3ラウンドともハットトリック(3本ともBULLSEYE)をミスなくやればクリアできる。
そこを超えると、20TRIPLEを入れたうえでミス無しが求められるようになる。

目標スコア500点くらいからが上位に入れるスコアなので、1投もミスれないと思うと、結構手に汗を握ることになって楽しいですよ。

コスパ

400円のゲームで3時間プレイ。
せめて100円/時間は越えて欲しいので、あまりコスパ良いと思っていない。

感想

まず、ダーツらしさは結構でていた。
的を狙っている時の感じを出そうとしたら、たぶんこうなるのかなと思う。

僕はネットランキングがあると何とかランキング入りしようと頑張ってしまう。
今回もベスト10を目標にして一応達成するところまでやったので3時間遊んだけど、ダーツらしさが出ていると面白いは別だと思う。

具体的に問題点2つを言うと。

まず1つ目。
特殊なゲームなので、もう少し導入を親切にして欲しかった。
しかもこれパーティーゲームでしょ。それなのに、最初にどうやったらいいか分からないで「もうやらない!」ってなるのは、ちょっとマズイ。

もし、このゲームを買っていきなり、みんなでやろうという人がいる場合は、左手は絶対に固定、スティックを下に倒して、そのまま上に倒す、というのをやってBULLSEYEに入ることを試して欲しい。
少しでも左手を動かしたら訳わからなくなって、誰かがもうやめようと言い出すことになる。

2つ目。
なんでクリケットが無いのか。これが納得いかない。
ダーツのゲームの種類の1つにクリケットというのがあって、簡単に言うと陣取りゲーム。
作戦も考えないといけないし、色々なところを狙わないといけなくて面白い。みんなで遊ぶ時は大抵これをやっていた。

01が一応あるけど、それ以外ではBULLと20TRIPLE以外狙う必要が無い。
たぶん、ダーツ好きな人が買って操作方法はOKと思っても、クリケットが無いという理由でみんなでは遊べないと思うんじゃないか。

最後にポジティブな事を言っておくと、ネットランキングは楽しいです。
どのゲームでも、なぜかネットランキングで1位は飛び抜けていて、このゲームでも抜けた存在がいる。
ベスト10は少しやれば入れるくらい、でもその上を狙うならマシンのようなミス無しが必要になってくる。
それにチャレンジしようという人には楽しめると思う。

こんな人におすすめ

家からは出たくないけど、ダーツっぽさを味わいたい人
左手で機械のように精密に狙いをつける自信がある人

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