【評価感想】ROCK’N RACING OFF ROAD DX

こんにちは。蓮根です。

今回はROCK’N RACING OFF ROAD DXのレポートだ。これも購入したのは結構前。
ROCKN RACING OFF ROAD DXタイトル

思い返してみると、結構レースゲームを色々やってきた。たぶん、タイムアタックが楽しいんだろうな。

DSのマリオカートではスタッフゴースト相手にタイムアタックしたし。
スーパーファミコンのF-ZEROもミュートシティのタイムアタックを楽しんだ。遅かったけど。

忘れられないのは激走レーシング。雑誌掲載されていたゲームだ。
昔は、パソコンの雑誌にゲームプログラムが載っていたのだ。頑張って間違えずに入力すれば遊べる。そんな時代だった。
雑誌に掲載されているゲームにも関わらず、上から見た画面で自機の向きに合わせて画面が回転する、画期的(といっても当時のね)なゲームだった。

インディーズゲームで何かレースゲームないかなーって思った時に目についたのが、これ。
最近はレースゲームも増えたけど、これが発売された頃は全然なかった。

よし、いってみよう!そんな感じで購入。

評価マーク(ランク順 S/A/B/C/D/E)

D評価

内容

オフロードカーのレースゲームだ。
8台で4コースを走った合計ポイントを争うチャンピオンシップモード、1台で走ってタイムアタックをするタイムトライアルモード、複数人で遊ぶマルチプレイモード、それにトレーニングがある。

選べるカテゴリーは最終的には5つ。だんだん車のパワーが上がっていく。
最初は1つだけしか選べないけど、チャンピオンシップで優勝すると1つずつ解放されていく。
カテゴリー

チャンピオンシップは5つのカップが用意されている。

正直言ってしまうと、あまりコースも代り映えしないし、敵が速くなっている気もしない。初見でも軽く優勝できる。

レースは、1画面でコースを上から見た画面になっている。
最初のコース

操作はハンドル左右、つまり進行方向に対して右に曲がると左に曲がる。あとは前進と後退だ。
これも正直に言ってしまうが、やりづらい。画面が固定なので、画面下に走っているときは左右が逆になる。

オフロードレースでは、ジャンプ台やタイヤが置いてあったりする。
ジャンプ台で飛ぶと操作が効かなくて着地後の制御難しい。これがタイムに影響する。また、チャンピオンシップでは敵の車と衝突しまくる。

下の写真のように、交差するコースが多い。縦に走っているときに遅い車が横から突っ込んでくるのだ。
コース画像

実際のレースは昔F1見ていたくらいで、オフロードのレースは全然知らない。こんな感じなのかな。

コース中に置かれているタイヤも結構邪魔になる。タイヤにぶつかって進めず、バックすることになる。
レース中にバックを使うとは想像していなかったが、チャンピオンシップではよくある光景だ。タイムアタックでは致命傷。瞬間リセットすることになる。

さて、チャンピオンシップはどうせ、すぐクリアする。
本番はタイムアタックだ。

タイムアタックは、4コースの合計タイムで争う。1コースだけのタイムでは争えないのだ。
さらに、ネットランキングがある。これがハマるかどうかのポイントだ。下が世界レコード。
インターネットランキング

どこの世界でも、飛びぬけた奴が出てくる。
2分12秒って。。。このカップでの僕のタイムは3分2秒。110位くらい。

1つのコースを3周くらい、それが4コース。
ジャンプの制御が結構難しく、ミスをしないで走り切るのが辛い。しかも一度ミスしてちょっと遅れるくらいならともかく、ジャンプのミスはすぐに壁に激突したりと、結構なタイムロスになるのだ。
このタイムアタックは極める気持ちが無かったら手を出せない。

値段も安いし、操作も難しくは無いが、楽しむならガチさを求めてくるレースゲームだった。

コスパ

タイムアタックを一応やってみたけど、厳しくてこの世界に入り込めなかった。
チャンピオンシップクリアまで2時間くらい。

タイムアタックで燃えた人にとっては全然違うと思うけど、僕にとってはコスパ良くなかった。

感想

チャンピオンシップはさっきも書いたけど、どうでもいい。
敵の車が壁際にハマった時にワープしたりと、イマイチなところもあったが、どうせすぐにクリアするのだ。

問題はタイムアタックの敷居の高さ。達成感をなかなか感じられないのだ。

大好きな妖談寺の話で恐縮だが、妖談寺ならばその日のハイスコアや週ごとのハイスコアがある。
自己新記録を塗り替えなくても軽くその日のハイスコアを塗り替えて満足できるのだ。

それに比べてこのゲーム。
ミスのリカバリーが難しく、1回ミスるとタイムが大幅に落ちてしまう。
コーナーをうまく曲がれなかっただけで数秒のタイムロス。10周以上を周回してノーミスは本当に厳しい。
だから、ちょっとミスして自己新記録には数秒及ばなかったね、という感じでは出来ないのだ。
タイムアタックを始めたらリセット、リセット、だ。何回走ればスコア出せるんだ?というくらいになってしまう。

たぶん、オフロードカー自体が、車自体がぶつかり合ったり、車がジャンプしたりという迫力を楽しむものなんじゃないか。
その迫力を出そうと、ジャンプ台を多くして操作しづらくしたんだと思う。

それがいい方向に表現できたとは思えない。
もっと、根本的なレースゲームの部分で質を上げてくれないと遊びにくい。
今は他のレースゲームもあるから、他のを試す方が良いと思う。

こんな人におすすめ

それでも世界一を目指したい人
オフロードカーと聞いたらやらない訳にいかない人