【評価・感想】リトルナイトウォーズ

こんにちは。蓮根です。

今回はリトルナイトウォーズ。

ファンタジーっぽい雰囲気のタワーディフェンスゲーム。今はタワーディフェンスゲームって言うと、横から見てユニットを出していくにゃんこ大戦争みたいなタイプが人気ですね。

実はこのタイプのゲームをやったことが無かったのです。見た目もカワイイし、楽しそうな雰囲気なのですぐに購入。

評価マーク(ランク順 S/A/B/C/D/E)

D評価
楽しめたけど、さすがにバランスが悪いかな。

内容
ストーリーが好きなのでちょっと紹介。
主人公は王様。自国の物流問題に頭を悩ませていた。

解決方法として考えたのが、テレポートの魔法を使うこと。魔法使いを呼びつけて魔法を試させます。よせばいいのに、王様自身がチャレンジ。しかも、服は脱ぐように言われたのにそのまま転移。

すると、王様が2人に。赤い服の王様は偽物扱いされて国を追い出されてしまいます。それでは、自分を慕う兵士を引き連れて国を取り戻すのですよ。。。って、どっちの王様が本物かわからないじゃん!という微妙な状況。僕としてはスタートから良い感じ。

スタート時点では、一番弱い1種類の兵しか味方に居ない。
傭兵はこっちが強いことを示すと味方についてくれるので、傭兵を倒して兵の種類を増やしたり、書庫を制圧して魔法を覚えたり、風車を制圧して使えるお金を増やしたり。
最終的に、城を落とせばクリアというゲームだ。

モードが3種類あるけど、イージー、ノーマルのマップはこんな感じ。マップはスクロールしないのでこれで全部だ。道のうえの建物が戦闘がある箇所。制圧したところには赤い旗が立つ。

戦闘画面は、左側に自分の城、右側に相手の城があって、こちらの城が落とされる前に相手の城を落とせばクリア。戦闘に負けてもノーペナルティでリトライ可能だ。

左上が自分が出す部隊を選択するパネル。右側が相手のパネルになる。部隊を購入すると、自分の城から右に向かって、勝手に攻めてくれる。移動速度は全部同じだ。
このゲームで部隊を購入する時に必要な要素は2つ。1つはお金でもう1つはスターだ。

お金は戦闘スタート時点で一定量持っていて、敵を倒すと少し増える。0になって部隊が居ない時にはすごくゆっくりだけど、少しずつ貰える。最初に持っている金額は風車を占領すれば増える。風車は結構重要だ。

そしてもう1つのスターは敵を倒すと1増える。敵の撃破数みたいな感じ。

購入できるのは兵士だけじゃなくて、魔法とか建物もある。

兵士を購入するのに必要なのは、お金だけ。一番安い兵士だったら20で雇える。ただし、上級職の兵士を雇うには、決まった建物を作っていないと、お金があっても雇えない。

魔法はスターを支払うと利用できる。
使える魔法は4種類。どれも1発で形勢逆転できるくらいの強力さだ。

建物はお金とスター両方が必要。建物は盾になると同時に、上級職の兵士を雇う条件になる。一度建物を建てても、壊されると上級職の兵士は雇えなくなる。もう一度建設が必要だ。

兵士のタイプは4種類。
攻撃型、回復型、遠距離攻撃型、隠密型がある。この4種類について下級職と上級職があるから、全部で8種類の兵士が居る。

攻撃型はシンプル。ただ攻撃するだけ。攻撃力は強いし、体力も高めだ。先制攻撃できる。
回復型は他のユニットを回復できる。回復量は微々たるものなので、ちゃんと回復させるには数が必要になる。

遠距離攻撃型もそのまま。弓矢で遠距離から攻撃できる。
そして忍び。これは他のユニットとは違うレーンから敵の城に向かい、敵の城を直接攻撃できる。ただし、敵の城を攻撃したら居なくなっちゃうし、敵の忍びとは同じレーンになるので戦うことになる。

このゲームの面白いアイデアは、ユニットが重なることが出来るということ。
攻撃型と回復型のユニットは重なることが出来る。うまく最前線にいる攻撃型ユニットを重ねて、その後ろに回復型ユニットを重ねて配置出来れば最高だ。重なった攻撃型ユニットが最前線の敵を一気に攻撃して、しかもすぐ後ろからそれを沢山の回復型ユニットが体力回復する。
ただし、遠距離攻撃型のユニットは重ならない。遠距離攻撃は強いが、強すぎないのだ。

さて、ここまでの説明で、ただユニットを出していくだけで、ユニットの相性も無いから工夫する部分もないんじゃない、と思ったアナタ。大きな勘違いをしています。

まずは難易度について。

イージーモードはだいぶ簡単。
あまり負けることなく最後までクリア出来るくらいだと思う。

ノーマルはまあまあの手ごたえ。
最初に回復型ユニットの使い方を理解できないで相当負けたけど、そこ以外は偶に負けるくらいでクリアできた。

ノーマルモードをクリアすると解放されるのが闇世界。

闇世界が解放されたとき、ノーマルモードで慣れているし、これ以上難しいものってゲームシステム考えると作れないよねとか思っていました。楽勝でクリアできるだろう、と。

ところが、初戦から勝てない。まったく勝てる気がしない。
使える兵士の種類は1つだけ。だから、1つの兵士を出すしかやることがないんだけど、負ける。まっすぐお互いの兵士がぶつかって、一方的に蹴散らされる。

工夫しようが無いし、クリアできないじゃん、おかしいじゃん。勝てないんじゃないかなと思うけど、でもそんな訳ないだろうし、と散々粘ってプレイ。たぶん50戦は戦ったと思うけど、ようやく初戦勝利。勝った時は本当に嬉しかった。

こんなレベルで闇世界は本当に難しいです。

可愛いキャラクターのタワーディフェンスゲームと思いきや、いきなり最高難易度の闇世界に放り込まれるタワーディフェンスゲーム。
どっちかに惹かれる人にはいいかも。

コスパ

値段は500円でイージー、ノーマルクリアまでは3時間程度。闇世界で3勝するまでを含めると5時間以上。
イージーとノーマルプレイするだけなら簡単に終わっちゃうと思いますが、闇世界を最後までチャレンジしたら500円で結構な時間プレイできそう。苦行のような気もしますが。

感想

バランスがちょっと、なんです。
イージーは簡単すぎるし、ノーマルもコツを掴んだらどんどん進められちゃう。同じような作業で最後までいけて、少し手応えあるところもあるけど、そんなに難しくない。

それが闇世界に入ったら、激ムズとかいう表現では足りないくらい、初戦が勝てないし、勝てる気もしないってなかなか無いですよ。本気で、作った人も勝っていないんじゃないかって思った。

闇世界の2戦目もだいぶ悩んだけど、作戦は闇世界初戦と同じでいけると確信できたので、微妙な調整を繰り返して、これもだいぶ時間掛かったけど勝利。3戦目は2戦目より条件が楽なので確か初見クリア。

そして4戦目がどうやればいいかも見当つかず諦めました。

たぶんだけど、闇世界の初戦では誰もがおかしいって思うと思います。
ノーマルと同じ方法でやってもダメ、ただ他に方法ってあるの?というところからスタート。そこでちゃんとクリアする方法があるのは大したものでした。

もう少し、ノーマルが段階的に難しくなるような難易度だったら。
そして、闇世界がいきなり難易度マックスじゃなければ。

見た目も雰囲気も好きなので、とても惜しいゲーム。もう少しユニット数が多くて、プレイヤーの選択肢が増えないと細かい難易度調整は無理だったのかも。

簡単にタワーディフェンスゲームの雰囲気を味わいたい人か、とにかく難易度高いゲームにチャレンジしたい人とかにはぴったりだと思います。
闇世界に興味ある人にお薦めですね。

こんな人におすすめ

・気軽にタワーディフェンスゲームを経験してみたい人
・難しいとか言ってるけど俺なら闇世界楽勝って思う人

【評価・感想】リトルナイトウォーズ” に対して1件のコメントがあります。

  1. 東方全敗 より:

    はじめまして。
    闇世界は、同系ユニットの戦力比が
    味方強<敵
    だから手強いんですよね…
    参考になるかは分かりませんが、闇世界での味方強弓解放戦での私的戦略を一つ…
    拠点直前まで引き付けて兵士大量に固めて敵兵士粉砕→溜まったmpで安い建物立てて自爆誘発を繰り返して忍者の拠点到達阻止→ヒーラー大量生産で兵士減少阻止の基本戦略で押し切れた時は勝ちます。

    一つの敵に対して10分以上は掛かるものと割り切って、なんとか闇世界クリアしました。

    1. 蓮根 より:

      アドバイス本当にありがとうございます。
      弓解放戦線で引き付けるまではやっていたのですが、そこからヒーラー大量生産ですか。その発想、無かったです。
      忍者もこちらに忍者が居ないのでどうしたからいいか見当つかなかったのです。

      闇世界諦めていたのですが、もう一度チャレンジしてみます!

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