【評価感想】銀星麻雀
こんにちは。蓮根です。
今回はシルバースタージャパンの銀星シリーズ、銀星麻雀だ。
何といっても380円というこの値段。
ネット対戦がいらないのであれば格安の麻雀ゲームだ。
「イカサマなしの本格AI搭載」との触れ込み。どの程度のものか、やってみたいと思います!
評価マーク(ランク順 S/A/B/C/D/E)
ちょっとの空き時間に遊ぶには良く出来ている。380円だし。
コスパ十分。
内容
4人対戦麻雀。自分対CPUだけで、何度も言うけどネット対戦や、ローカル通信対戦は出来ない。
対戦相手は20人のキャラが用意されていて、強さが星1つから9つまで設定されている。
ルールの設定は一般的な範囲で十分。
東風戦か東南戦、箱割れ終了ありなし、オーラスの上がりやめ、持ち点、順位ウマ、2飜しばり、などなど。
赤とか、割れ目とかは無し。
出来るゲームは、シンプルに対戦相手を3人自分で選択して、対戦するだけ。
ストーリーモードだの、トーナメントモードだの、タコ討伐戦だの、そんなものは用意されていない。
操作感は非常に良い。
変にコンピュータのアクションを見なければいけないことも無いし、リーチ操作も聴牌した時点ですぐにリーチすることも出来るし、捨て牌選択時にBボタンメニューからリーチを選択することも出来る。
唯一面倒だったのは、暗槓できる状態だと、自摸した時に毎回暗槓するかどうかの選択ダイアログが出てしまうこと。
そんなに暗槓しないって!
それ以外は、コントローラーで操作しても、タッチ操作でも快適。
情報表示もわかりやすくて、聴牌した時は待ち牌表示(消すこともできる)するし、残り牌の枚数も表示してくれる。
コンピューター麻雀でいちいち枚数を確認したくないから、これも良かった。
売り文句である、「本格AI搭載」「イカサマなし」。
イカサマ無しは、本当っぽい。
相手の手配オープンはやったこと無いけど出来るらしいし。
ツキはわかりやすく変動する感じで、唯一の星9つキャラである羅山は、全然上がれていなかった状態から平気で満貫2回くらいは上がってくる。
ただ、負けそうになったら役満あがるみたいな極端なことはしてこないし、普通に遊べる範囲だと思う。
本格AI搭載は、まあこんなものかな、ってくらい。
麻雀のルールは知っているってくらいの人と同じくらいのレベルじゃないかな。
想像だけど、手作りが遅いように思う。確率の高い手作りをしていないから、ちゃんと打てば結構勝てる。
あと、現物やスジで降りることは出来ているんだけど、相手の点数を高くしない打ち方はまったく出来ていないと思う。
例えば、リーチがかかった状態で字牌を暗槓して(ドラを増やして)ノーテンとか。
白発中の2種類をポンしている状態で、最後の1種類を切ってくるとか。
下家が一色手をしている時に絞るようなことはしてくれないので、場が荒れることは多い。個人的には、何も気にしないで槓されるのは結構参った。
点数を考慮してトップを取りに来ることもできていないと思う。
2000点でトップ逆転するのに1300点をダマで上がるようなことも目にしている。
バグはそんなに目についたものは無くて、2飜しばりの場で1飜で上がられたことがあるくらい。
その程度、カワイイものです。
打った成績は色々表示されて、順位、鳴き率、上がり平均点とか、全部の役の上がった回数とかも表示される。
少し残念だったのは、敵キャラも同じようにデータを見てみたかった。
どのキャラと何回打って、そのキャラの順位がどの程度だったのかは回数やると見てみたくなるものだ。
コンピュータの打ち筋には色々と言ったけど、他の麻雀ゲームも同じようなもの。
十分気軽に楽しめるゲームです。
コスパ
半荘100回やって評価書くつもりで30時間以上プレイしました。
麻雀なので飽きるというものでもないし、気楽に遊べたし、380円という値段を考えるまでも無くコスパ良いです。
感想
基本的には良く出来た麻雀ゲーム。
半荘100回やってみて、平均順位は1.7位。
半分はその時の上位3人とプレイ、半分は星7つ以上のキャラとプレイとやってみたけど、結果は最強キャラの羅山以外は全員マイナス成績に出来た。
ただ、逆に言うと、AIの強さ相当の成績だと思う。
何も出来ずに大物手を連発されて逆転されるような、無茶なことをしてこないので、丁度よく楽しめる。
ひとつだけ気になったのは、相手キャラの口の悪さ。
なんでわざわざ、嫌なこと言う奴ばかりにしたんだろう。
これがキャラ付けになると思って作ったのか、プレイヤーが楽しいと思ったのか、そこだけが不思議。
まあ、よくある麻雀ゲーム。
値段も安いので、麻雀好きはダウンロードしてみてもいいんじゃないかな。
こんな人におすすめ
・たまに麻雀をプレイしてみたくなる人