【評価感想】神巫女
こんにちは。蓮根です。
今回は神巫女。フライハイワークスのアクションゲームだ。
神巫女は、スイッチ発売後1か月後くらいに発売された、初期のゲームだ。
レトロなドット絵ながら、ちょっと綺麗に感じる画面。オープニング画面見ても、ファミコンじゃあ無理だよね。
そして、2Dゼルダを彷彿させるゲーム感。
気になる、気になる、と思いながら1年半経過。早いなあ。
セールになったのを機に購入した。
評価マーク(ランク順 S/A/B/C/D/E)
これこそインディーズゲームという良作。
内容
2Dのマップ探索型アクションゲームだ。
主人公は、3人。
クサナギノツルギを授けられ、剣を振るって近距離攻撃に特化したヤマト。
ヤサカニノマガタマを授けられ、弓矢を撃って遠距離攻撃に特化したウズメ。
ヤタノカガミを授けられ、盾を投げ短剣を使って遠近距離両方の攻撃ができるヒノメ。
操作はシンプルで、左スティックかボタンで8方向移動、Aボタンで攻撃、Bボタンでダッシュだ。
Aボタンを連打すると3回まで連続攻撃が出来る。
これは、ヤマトなら3連切りになる。ウズメなら矢を1回目は1本、2回目は2本同時、3回目は3本同時と放射状に撃つし、ヒノメなら1回目は盾をブーメランのように投げて、2回目、3回目は短剣で近距離攻撃をする。
各キャラクターごとに全然操作感が違っていて面白い。
Aボタン長押しで必殺技。これも勿論、3人とも全然違う。
ゲームは幽現の門が天魔によって封じられたところから始まる。
簡単に言うと、天魔を倒してこい、とのことだ。
各ステージに4つの鳥居がある。4つの鳥居を解放していくのだ。
鳥居をすべて解放すると、ボスへの道が現れる。
ステージには少しのギミックも用意されている。
例えば、宝箱に玉が入っている。
これを台座にはめていく。
すべての台座に玉をはめると、
扉が開く。
ギミック自体はありきたりで、今更、目新しいものでも無い。
ただ、説明なしでも困らないくらいの分かりやすさ。
そして、開くときのアクションも、ドット絵で動きも荒いんだけど、気持ちよく動いてくれる。楽しい。
ちなみに、玉や鍵といったアイテムを運搬している最中は、ダッシュも攻撃も出来ず、敵から攻撃を受けるとアイテムを落として、もう一度入手する必要がある。
そう、卵運搬と同じシステムだ。た・ま・GO!だ。
だけど、相手は鬼のカプコンでは無い。親切設計のフライハイワークス。卵シンジケートと違って、運搬でも気軽に楽しめるので安心だ。
ステージは全部で4面。
2面以降も、味のあるドット絵の世界を楽しめる。
各ステージのボスも、難しいアクションというのは一切ない。
どちらかというとパズル色が強くて、弱点を探して攻略する感じだ。
4面クリアで、普通にやると1時間弱くらい。
一応タイムアタックの要素もあり、自分のタイムランキングが表示される。
けど、個人的にはあまりタイムアタックをしたくなるゲームじゃなかった。
それよりも、アクションの気持ちよさ。難易度も高くなくて、シンプルなアクションを楽しめるのがこのゲームの魅力だ。
ボリュームはそんなに無いけど、3キャラで1回ずつ、3周分は楽しい時間を過ごせると思う。
コスパ
500円で4時間程度。コスパからしたらちょっと物足りない。
でも、面白かったからなあ。
感想
2Dゼルダのアクション部分をフォーカスして、パズル部分を少し持ってきた感じ。
ゼルダだったら、マップを行き来して冒険しないとだけど、ちゃっちゃとアクション部分を短時間で楽しめる風になっている。
そして、まったく悩まない謎解き。
弱点探して、やり遂げた感のあるボス戦。
音楽も小気味よくて、敵を倒した時のSP回収の表示や、鳥居を解放した時の表示、効果音など、すべて安心できる出来栄え。
確実に楽しいアクションゲームを、短い時間に凝縮してプレイできる。
ボリュームが小さいので、コスパ重視の評価としてはB評価にしたけど、素晴らしいインディーズゲームだ。
本当におすすめです。
こんな人におすすめ
8bitアクションゲーム好きの人
Switchを買った当初ゼルダをクリアしてやるゲームがなくなったのでプレイしてました
タイムリーにプレイしていたんですね。羨ましい。
僕はスイッチ買ったのが5月くらいで少し遅かったのもあって、ゼルダ~イカの流れで手一杯になってしまい、他のゲームに手を付けられませんでした。