【評価感想】Super Beat Sports

こんにちは。蓮根です。

今回はSuper Beat Sports。
Super Beat Sportsタイトル

前回レビューしたOverCookedを遊ぶために4人で集まることにした。
OverCookedだけで飽きないか不安だったので、他にも4人で楽しめそうなゲームを探した。

意外にも、おすそ分けプレイ4人で手軽に遊べそうなインディーズソフトは少ない。
タロミアとかも4人で遊べるけど(実際遊んだけど)、万人受けしないのは分かっているし。

そこで見つけたのが、これとガンズゴア&カノーリ。

どんなゲームかよくわからなかったけど、ライトな音ゲーならあまり外れないかな。
普通、音ゲーならレベルに応じて人ごとに調整できるし。
パカパカパッションとか大合奏バンドブラザーズとか、みんなでやるのは楽しかったし。

皆でやるつもりで購入。

評価マーク(ランク順 S/A/B/C/D/E)

D評価

内容

1人から4人まで同時に楽しめる、音ゲーだ。
ミュージカリアンという宇宙人が、偶然地球のテレビ電波を受信してスポーツを観てしまった!
それ以来、ミュージカリアンはスポーツが大好き!

というストーリー(?)みたい。音ですべてを解決しているっぽいミュージカリアンらしく、スポーツも音楽になりました。
見た目もポップでちょっと愛らしい、とてもライトな雰囲気。

ロード時間もこんなネタが表示される。ストロンボリは地球にねえよ!ってツッコむべきなのか。
おもしろーい。おもしろーい。
ロード中画面の小ネタ

さて、ゲームは5つの種目がある。
種目選択

2人までプレイできるのが、ワッキーバット、ネットボール、ゴブルゴルフの3種類。
4人までプレイできるのが、バディボールとリズムラケットの2種類だ。

ワッキーバットは3つあるレーンの向こうからミュージカリアンがボールを投げてくる。
タイミングよくボールを打ち返せば得点になる。左右でレーン移動、ボタンで打ち返せる。
ワッキーバット打ち返したところ

ミュージカリアンの種類によって速いボールを投げたり、山なりのボールを投げてくる。でも、投げる前に光ったりビックリマークが出たりして教えてくれるので、覚えゲーではない。
投げる前の合図

面の最後は、スローボットというミュージカリアンが出てきて、1対1での対決となる。
早すぎたり、遅れたりせずに打てたらホームラン。ただし、変態的な変化球を投げてくる。
野球対決

ちなみにこのゲーム、プロモードもある。
1つ面をクリアした時点でプロモードを選べる。
通常モードは簡単すぎる。すぐにプロモードを選べるようにしたのは大正解だ。
ワッキーバットの場合、プロモードだと5レーンになり、投げてくるボールが多くなる。

面数は27面。ワッキーバットがこのゲームの一番メインだろう。

プロモードならまあまあ遊べる。とはいえ、難易度は最後まで変わらず、一度も失敗せずにクリア。
というか、このゲームは全体的に難易度低く、1度も面クリアに失敗していないと思う。

お遊び要素としては、主人公の頭、打つものを変更できる。
面をクリアしてポイントを貯めると、ギアを手に入れることができて装備できるギアが増えてくる。

音ゲーとしてということであれば、ワッキーバットに限らずこのゲームはメロディーに合わせて押すというゲームではない。リズムに合わせて押すゲームだ。
曲名は表示されるけど、曲は有って無いようなもの。まったく記憶にない。
ワッキーバットとゴブルゴルフは、一度リズムが鳴るので、自分の番で同じリズムで押す、というタイプ。
ネットボールは前になったリズムと同じ、という訳でなく、その面のリズムを覚えて押すタイプだ。

さて、ネットボールはバレーボールっぽいゲーム。
全15面だ。2人でやった時はこれが一番面白かった。
ネットボール

バレーのように、相手コートにボールを返す。自分のところに来たらタイミング良く押すだけだ。
2人でやるときは、味方側コートに2人たち、打つのが交互になる感じ。

たまに、アタックがあるので、それもタイミングよく押せばOKだ。

ゴブルゴルフは、テンポが悪すぎて全然やっていない。
向こうの島にいるミュージカリアンがリズムに合わせて口を開ける。
口を開けた時にボールを打って、口の中にいれれば良い。

最初にお手本が流れるので、リズムを覚えてから自分の手番になる。

バディボールは4人でやるときは一番面白かった。
2人でやるなら2人、4人でやるなら4人が全員並んでいる。
奥に3体のミュージカリアンがいて、ボールを打つと打ち返してくる。タイミングよく打ち返せばOKだ。
失敗するとライフが1つ減り、ライフが0になった人は脱落していく。

ミュージカリアンはボールを順番に打ち返してくるので、次に自分の番というのは分かる。
だが、ミュージカリアンの種類によって、打ち返してくるボールの速さが違う。
また、順番が逆(UNOで言うリバースね)になったり、ボールを当てるとライフが減る爆弾などのアイテムになることもある。

そして最後、リズムラケット。

これは4人でやるピンボールのようなものだ。自分のゴールにボールが入るとライフが1減る。
溜め撃ちで早くボールを打ち返せたり、幾つか工夫はある。けど、何回か対戦して、それ以上はやっていない。

コスパ

ワッキーバットとネットボールは全部クリアした。
プレイ時間は5時間程度。ただ、どの種目も、すぐに飽きてしまう。

1000円越えのゲームとしては、ちょっと不満かな。

感想

大人4人で遊ぶために買ったんだけど、そういうゲームでは無かった。

大人が楽しむには、曲、リズムが面白くない。
いきなりなダメ出しだが、これに尽きる。

DanceDanceRevolutionも、パカパカパッションも、リズム天国も、曲とかリズムが良かった。
ずいぶん前にやったのに未だに曲やリズムを覚えている。

このゲームで印象に残ったリズムが1つも無い。
残念だけど、これでは音ゲーとしては評価できない。

4人でバディボールは、数ゲームやる分には盛り上がった。
でも、1600円で数ゲームはコスパ悪すぎでしょ。

ただ、このゲームは使い方があると思っている。

2人で出来るワッキーバットとネットボールが比較的面白いので、このゲームの雰囲気が好きなお子さんと2人で一緒にやるとかなら、有りだろう。
難易度も、プロモードでも難しすぎることは無いし、通常のモードなら小さい子供でも遊べると思う。
更にこのゲーム、JOY-CONを振ることでも打つことができる。

大人が音ゲーと思って買うのはおすすめしない。止めた方がいい。
子供と一緒に遊ぶ、難しい操作がいらなくてシンプルで可愛いゲームを探しているなら、候補に入れていいと思う。

おすすめ対象の人

子供と一緒に遊ぶゲームを探している親御さん