こんにちは。蓮根です。

今回は二角取り。

四川省、なんて名前で呼ばれているゲーム。
麻雀牌を使うゲームで、1つの牌から2回まで曲がって同じ種類の牌に行きつくペアがあると、それを消せる、というルールだ。

PCのフリーソフトでも四川省はあったけど、全部の牌を消すまでの時間を競うというものだった。
このゲームは、面ごとに配置が決められていて、クリアすると美女イラストが解放されるというもの。

まあ、四川省自体はキライで無いので、気楽なゲームかなと思って購入。

評価マーク(ランク順 S/A/B/C/D/E)

内容

ルールは最初に書いた通り。

1つの牌から2回まで曲がって、同じ種類の牌に到達するペアがあるとき、そのペアの牌を選択すると2つの牌が消える。
全部の牌を消せば、面クリアだ。

それ以外にちょっとだけ特殊な牌がある。

アイテム牌は使用できるアイテムが復活する。アイテムについては後述ね。
鍵＆錠前牌は、鍵を消すと、鍵と同じ色の錠前が全部消える。
数字牌は、1、2、3という順番で消さないといけない。1を消すまで、2は揃えても消えないようになっている。
隠し牌は、何の牌か見えなくて、選択すると牌が見える。ただの嫌がらせ。
そして、お邪魔牌は消せない。もちろん、これは残っててもクリア。

そしてアイテム。これはクリア出来ない時の救済措置だ。

どんな感じか、実際の面を見てみると、例えば下。

2回曲がって辿り着くペアは、見えている牌の中には無い。

隠し牌を順番に見て、消せるペアがあるか探してみる。

だいぶ消せた。残っている隠し牌はペアになる牌が無い「白」だとわかる。
白は1回曲がれば辿り着く。白を消せば同様に五萬も1回。一筒は、白と五萬を消せばまっすぐ繋がる。
そして、「１」が2回曲がれば辿り着くようになる。

「２」が開いたので、「２」を消し、次に「３」を消せる。

そして、残った青の鍵を消す。

錠前が消えた。最後に東を消せばクリアだ。

面のタイプは2種類ある。
1つ目は、制限時間以内にクリアする、というもの。掛かった時間によって星1つから3つ貰える。
2つ目は、制限手数以内にクリアする、というもの。こっちは掛かった手数によって星の数が決まる。

制限時間はアクションゲームだけど、制限手数はパズルゲームって感じだ。

どっちが難しいかというと、制限手数の方が大変。
配置は決められていて、最短手順も考えられた配置になっている。終盤は牌の数が多いのでパターンも多い。

下の面はだいぶ終盤だけど、一番左上と右下を25手で繋いで消せばクリア。星3つ貰うためには、更に短手数でクリアしないとダメだ。

星の数によって、美女イラストがめくれる枚数が変わる。

1つのイラストを見るためには5面のクリアが必要だ。制限時間の面が3つと、制限手数の面が2つ。

最初のブロックである「東方七宿」に7人の美女イラストがある。

そして、「南方七宿」「西方七宿」「北方七宿」とそれぞれ7枚ずつ。
なので、合計28枚のイラストがあって、140面があることになる。全部の美女イラストをちゃんと見るには、全面を星3つでクリアしないといけない。

操作はコントローラーでカーソル操作することも出来るし、タッチ操作も出来る。
コントローラーで操作する場合、制限時間の面では、牌を消すと制限時間が少し戻るようになっている。カーソル移動の時間があるのでその分配慮されているのだろう。
制限時間の面ではタッチ操作でやるよりも、コントローラー操作でやる方が、時間は楽だと思う。普段はタッチ操作でやっていたけど、時間制限をクリア出来ない時にはコントローラーで操作した。

難易度は普通。

東方、南方くらいまでは、牌の数がそんなに多くなくて、ペアがすぐに把握できる感じだ。制限時間の面は数回やれば星3つとれるだろうし、制限回数もそんなに悩まないと思う。

西方くらいから、だんだん厳しくなってくる。

北方は結構やっかいだ。
制限時間でも星3つ取るためには何回もやり直す必要がある。
制限回数の方が大変で、幾つかのルートの候補を探して、最短手数のパターンになるか試していく。
この時に、これが手数少なそうと思ったルートが最短手数だったらいいんだけど、ルート自体に気付かなかった場合がヤバい。
1面で30分以上悩んだこともある。

ただ、そこまで凶悪な面はそんなに無くて、やっていけばクリア出来ると思う。

僕の場合は、一番最後の面だけどうしても普通にはクリア出来なかった。
最短手数の面なんだけど、ルートが分からず、星3つが取れない。
仕方がないので、アイテムの「ボム」を使った。ボムを使うとランダムで牌のペアが消えるんだけど、手数にはカウントされない。
なので、ボム3つを使って手数削減したら、星3つを取れた。

こういう救済措置もあるので、イラストを全部見られないということも無いと思う。

コスパ

全部の面を星3つでクリアするまで、10時間以上。
500円でこのボリュームならコスパ悪くない。

感想

何というか、可もなく不可もなく、という感じだ。
ちょっと空いた時間に、手に取るのにちょうど良いかもしれない。あまり頑張らないゲーム、というか。

イラストは普通に綺麗なイラストという感じ。
イラストをすごく見たい、ということは無くて、まあ、せっかくだから全部見るか、って程度。

ゲームもすごく面白い、ということはない。普通に楽しく遊べるくらい。
まあ、気楽に遊べるから悪くはないと思う。

唯一不満は、普通の四川省と同じ、ただの四角い面が無いこと。
これのタイムアタックできるようにして欲しかった。

アクションとかRPGとかに疲れた時に、何も考えずに遊ぶのがいいかも。

こんな人におすすめ

・他のゲームを頑張って疲れている人
・麻雀牌だったら何でも楽しい人