【評価感想】ロストスター

こんにちは。蓮根です。

今回はロストスター。

昔の話になるけど、昔はゲームのプログラムが掲載されているパソコン雑誌というものがあった。
素人が作ったゲームのプログラムが掲載されていて、それと同じようにプログラムを入力するとゲームが遊べる、というものだ。
プログラムポシェット、BASICマガジン、IOなど、そんな雑誌が沢山あったのだ。

そういったゲームは凝っているというよりも、アイデア勝負のものが多い。キャラクターも四角に目だけ、といったものも多かった。
このロストスターの主人公を見て、そんな投稿ゲームを思い出した。
3Dのかっこいいゲームが溢れている今、この主人公を『白い四角の主人公「ミッドナイト」』と言い切る辺りは相当の強心臓だ。

評価マーク(ランク順 S/A/B/C/D/E)

C評価

内容

ゲームを開始するといきなり、「お願い!ミッドナイト!助けて!」と懇願される。
どうやら、妖精が36個のスターのかけらを失くしたらしい。それを集めて戻ってこい、とのことだ。

背景にいる黒丸に目があるのが妖精だろうか。自分も白い四角に目だから似たもの同士だ。

主人公のミッドナイトは、左右移動とジャンプ、ジャンプは2段ジャンプまで出来る。
障害物を避けながらスターを集めて戻ればOK。

障害物は歯車みたいなのと、トゲと、レーザーの3種類だ。

歯車は移動したり、レーザーも一定間隔で出力されたり、移動して遮るものがあったりと、少しだけ動く障害物がある。下の写真は、画面の上下から出力されるレーザーが左右に移動していて、壁があるところだとレーザーが止まる。

フィールドは、横は普通にスクロール、縦は上下の画面端に行くと次の階層にスクロールする。
たぶん、縦6画面×横6画面くらいの広さのフィールドに落ちている星のかけらを全部取る。
フィールドは毎回ランダムで違うフィールドが生成される。ただ、前もって決まっている形の画面が組み合わさっているっぽい。毎回違うフィールドだから攻略を考える、といった要素は無い。

全部のスターを集めてくると、妖精からお褒めの言葉と共にかかった時間が教えてくれる。タイムアタックを楽しめということらしい。

コスパ

スターを全部集めて7分程度だった。
難易度は高くなく、注意して進めれば簡単に36個のスターは集まる。クリアまで30分くらいだったと思う。

1度クリアして、もう一回やる理由が見出せず2回目のクリアを目指せなかった。
400円で30分。コスパは良いとは言えない、というかコスパ悪い。

感想

悪い感想だけを書きたくないんだけど、あまりにゲーム内容のレベルが低い。
最初に書いたような、30年前のパソコン雑誌の投稿ゲームでも、障害物を避けるゲームは沢山あった。背景が綺麗、とか障害物が少し動く、とかくらいの違いで、そういったものとゲーム性は変わらない。

簡単なゲームなので操作技術が上手くなるとも思えず、タイムアタックをやろうと思えなかった。
実は凄いテクニックがあるとかだったら申し訳ないけど。

音も全くない、画面も背景がちょっと綺麗なくらい、難易度も低い、操作も単純。
インディーズソフトを応援したいけど、このゲームは良いところが見つけられなかったよ。

こんな人におすすめ

誰に薦めればいいだろう。。。
どんなゲームでも良いところを探せる人は、是非。