【評価・感想】shikaku shapes
こんにちは。蓮根です。
今回はshikaku shapesです。
言わずと知れた(?)hook gamesのシンプル・ロジックパズル。数独のような有名なロジックパズルもhook gamesからは発売されていますが、このパズルは僕は知りませんでした。
興味を持ったので、すぐに購入です。
評価マーク(ランク順 S/A/B/C/D/E)
これは大当たり。今のところhook gamesの最高傑作です。
内容
数字が書かれたマスを含むように、面積が数字になるように四角を塗るというパズルです。
言葉では上手く説明出来ていないかもなので、1問実例を。
この問題、最初に6という数字に着目します。縦と横を掛けて6になるということは、1×6, 6×1, 2×3, 3×2の4パターンしかありませんが、6のマスを含むように四角を描こうとすると1つしか選択肢はありません。
塗り残しが無いようにと考えると、今塗った6の両脇にある2と3もすぐに分かりますね。
更にその下の2, 2, 4も上手くあてはまるように考えていきます。ポイントは、最終的に全部のマスを塗らないといけないということ。
ここまでくれば残りは簡単ですね。こんな感じのパズルです。
これは序盤の簡単な問題ですが、Easy、Medium、Hardがそれぞれ30問ずつの合計90問用意されています。Hardになると問題の縦横のサイズが大きくなります。
タッチ操作はできませんが、操作感は良好。四角を描くという操作のみで、余計なことはできません。
内容はこれ以上書くことが無いくらい、シンプルで完結したゲームです。
コスパ
全問クリアまで3時間程度。値段は500円です。
満足して終わりました。
感想
Hook Gamesはロジックパズルを沢山出していますが、シンプルなのが共通点。
問題数や操作感もシンプルだし、ヒント機能なんて無い。このスタイルが良い・悪いでは無くて、合うパズルと合わないパズルがあると思っています。
そして、これはぴったり合うパズルだと思っています。
何が良いって、最後の問題まで直線的に解けるところ。
数独なんかが代表的ですが、ロジックパズルは難しい問題になると「この条件と仮定して」と考える必要が出てきます。その仮定で進めて矛盾があるかどうかで特定していく、と。
ところが、Hook Gamesのゲームは最低限の操作しかない。一手戻す、一手進めるといった操作がどのゲームにもありません。これが厳しい。自分の記憶で「この条件と仮定した」局面まで戻す必要があります。
ですが、このShikaku Shapesは最後の問題まで「この条件と仮定」することなく解けました。Hook Gamesのシンプルさなら、これくらいの難易度のパズルが丁度良い、というのが感想です。
難易度自体は高くないのですが、パズルは楽しい。
数字よりも絵が中心になるパズルは、やっぱり遊んで楽しいのです。イラストロジックとかが人気なのは納得ですね。
ロジックパズルに慣れている人だと買ってすぐに全問解き終わるくらいのレベルだと思いますが、値段が値段なので不満には思いにくいかな、と。僕も結構短時間で終わりましたが、満足感だけでした。
ロジックパズル初心者にも、ルールは簡単で遊びやすいのでお薦めしやすいです。
最初に遊ぶには、数独とかイラストロジックとかナンクロよりも楽しさがすぐに伝わって良いかと思っています。
結構ベタ褒めしましたが、それくらいHook Games作品の中でお薦めできる、良作だと思います。
こんな人におすすめ
・ロジックパズル好きな人
・ロジックパズルをやったことないけど興味ある人