【ゲーム日記】vol53.楽しい死にゲー
こんにちは。蓮根です。
2日間会社を休んでCelesteをプレイして無事、クリアしました。
チャプター7の山頂にたどり着いたところで元々の山を登るという目的は果たしましたし、ストーリー的にもひと段落しましたので、これで終わりにします。
プレイしてみて、本当にストーリーが良かった。
あまり説明的な部分は少なくて会話から理解するしかないのでプレイヤーの想像に任せる余地が沢山ある、でも何となくこういう事だろうなとちゃんと理解できるのは大したもの。サブキャラクターも少ないながら皆、良い味を出しています。
ゲームとしてみるならチャプター8以降(9までなのかな)をプレイするのもアリだと思いますが、山頂まで登り切って、ストーリーがきちんと終わって、心地よいところで終わりにしたいと思っています。
さて、前にもどこかで書いたと思いますが、基本的には僕は死にゲーと呼ばれるゲームはあまり好んでいません。たまに面白そうと思って買うこともありますが、積極的には手に取ろうと思っていませんでした。
Celesteも評判は知っていたのですが、「評判の良い死にゲー」って恐ろしいくらいツラいんじゃないのか、と思って手を出さないようにしようと思っていたものです。
でも、結果的にはCelesteは楽しかった。クリアまでに約2000回死にましたが、あまりツラかったという気になりませんでした。
たぶん、Celesteのステージは、これ無理じゃない?と思わせないバランスだったのかなと思っています。それよりも、やり方は分かったし、1つ1つの操作はできるから次はイケるって思わせられていた気がします。次は次は、と思って1か所で何十回も死んでいるのですが。
このバランスが絶妙。素晴らしいゲームです。
そして、目標の持たせ方が上手い。
途中のステージでは、ずっと追いかけられて逃げる所や、相手を追いかけていく所があるのですが、ゴールが分からないけどもう少しかな、と勝手に思わせるうまさ。そして最後の山頂に近づいた時は、残り何メートルという表示がある。最後もだいぶ難しいのですが、あと300メートルだからと思って、まったくつらくなかった。
山頂に着いた時は、主人公に感情移入して涙が出そうなくらいでした。嬉しいというより、達成感ですかね。マデリン良かったなあ、と。
2日間楽しませてもらいましたCeleste。このゲーム自体が楽しかったのいうのも大きいのですが、死にゲーの良さを知ったという大きな収穫を貰いました。