【評価・感想】Snowboarding The Next Phase

こんにちは。蓮根です。
今回はSnowboarding The Next Phase。

スイッチに初めて登場するスノーボードゲームだ!との触れ込み。
元々、スノーボードゲームってそんなにあるかな?FF7のミニゲームくらいしか思いつかないけどね。

評価マーク(ランク順 S/A/B/C/D/E)

C評価
十分遊べました。
シビアで無いところが良い。

内容

与えられたミッションをクリアしていく、スノーボードゲーム。
ミッションをクリアしていくと、エリアが解放されて、滑れるコースが増えていく。

スノーボードの画面は、自分を後ろから見た視点での画面になる。

ボタンで視点は切り替えられて、自分を正面から見た画面にも切り替えられる。

操作はシンプル。
左スティックで移動。滑っている時にAかBを押すと屈んで、離すとジャンプする。
ジャンプ中は左スティックを左右にすると横に回転、上下にすれば縦に回転してトリックを決められる。
更にジャンプ中にAかBボタンでボードをグラブ(掴む)できて、L、Rでグラブを調整できる。このグラブの操作でトリックがちょっと変わる。

難しそうに思うかもしれないけど、何も難しくない。
ジャンプして左右を押しっぱなしにしつつ途中でボタンを押せば、スピン+グラブ、上下を押しっぱなしにしつつ途中でボタンを押せば、フリップ+グラブ。グラブは全部しておけばいい。気が向いたらL、Rも押す。
フリップしながら左右を押す、つまり縦にも横にも回転すればオフアクシスフリップになる。

簡単なのが良くて、スティックを倒すだけでグルグルグルーって回転して1800とかできちゃうのが気持ち良い。

ジャンプは着地によって評価が変わる。ちゃんと正面を向いて着地したかがポイントだ。
評価は、失敗、惜しい!、グッド、着地成功、最高の5種類。評価が高いほど、スコアが高くなる。他に、ミッションで着地成功を何回、なんてのもある。

コース中にはジオタグというタグが置いてある。
これもミッションで何色のジオタグを何個取る、なんてのがある。もちろん、スコアにもなる。

なので、ゲームは山を上から降りて行って、基本的にはジャンプ台があったら屈んでジャンプ。スティックを倒しっぱなしにして一番スコアが取れそうなトリックを決める。着地には注意。
そして、ミッションに応じて、ジオタグを取ったり、特定のトリックを決めたりする。それだけだ。

写真ポイントが設けられている場合は、そこで特定のトリックを決める、なんてミッションもある。
写真ポイントでのトリックは、写真家が撮影した写真がアルバムに保存される。

1つのエリアは複数コースで構成される。
例えば、エリアJAPANには、MOUNT JAKUCHI、YAKISUGI、NISEKO、HAKKODA、MOUNT NORIKURA、SHIRETOKO、HACHIJO IMA、AWABIMURAの8つのコースがある。

コースごとに、ブロンズミッション、シルバーミッション、ゴールドミッションがあって、それぞれ3つのミッションをクリアすればクリアになる。

ミッションの種類は、大きく分けると4つ。点数、トリック、ジャンプ、ジオタグだ。
点数はシンプル。何点以上取ればミッションクリア、というものだ。

トリックはTriple Front Flipを3回決めろ、というように、特定のトリックを何回と指定される。グラブして5回着地成功、というように着地の評価が決められていたり、写真ポイントでこのトリック、というものもある。
ちなみに、回転し過ぎはダメ。360を1回、と言われたら540ではダメだ。

ジャンプは、ジャンプを合計何メートル以上、だったり、何秒以上というもの。とにかく飛び続ければOKだ。

そしてジオタグ。大抵ブルー、グリーン、ブラックはコースに沢山あり、オレンジは1~2個、ダイヤモンドは1個だ。
ブルーやグリーンを何個以上だったり、ジオタグの種類に関わらず何個以上なんてのもある。そして、ゴールドミッションではダイヤモンドジオタグを取る、というミッションになる。
ダイヤモンドジオタグは、必ず空中にあり、ちょうどピンポイントでそこにジャンプしないと取れない。最初は難しく感じるかもしれないけど、これも慣れればそんなに難しくない。

ミッションをクリアしていくと、先のエリアが解放されていく。

序盤で後ろのエリア解放条件を見てみると、上の写真みたいに300以上のミッションクリアが条件と言われて気が遠くなるけど、地道にやっていけば、意外とすぐだ。
ちなみにエリアは11、コースは全部で68ある。

このゲームがちょっと変わっているのは、レベルによって得点倍率があること。
点数を取っていくとレベルが上がっていく。レベルが上がると、スノーボードとか服とかが解放されていくんだけど、同時に得点倍率が増えていく。
点数は、基礎点×得点倍率で計算されるので、得点倍率が増えればスコアも爆発的に増えていく。
ただ、ミッションごとにおすすめスコア倍率があって、ミッションクリアに必要となるスコアもそのスコア倍率を前提とした点数になるので、爆発的に増えていく。

ちゃんと進めればおすすめスコア倍率より高いスコア倍率でずっといける。最後のミッションだけ、レベルMAXにしたけどおすすめスコア倍率に届かなかったけど、プレイヤースキルが高くなるので問題にならないし。大丈夫。

難点を言うと、日本語訳。
ミッションの日本語訳がだいぶ酷い。まあ、わかるから良いけど。
「1回のライドでしながら」と言われたら、グラブしながらと読み替えればOK。「着地」は着地成功を取らないとダメなケースがあるので、ミッションクリアにならない時は着地成功を狙ってやり直そう。

それ以外の要素として、スコアアタックできるモードとか、2人プレイできるモードとかある。
あと、乗り物も進めるとどんどん解放されて、スノーモービルとかヘリコプターとか増えるんだけど、何だったのか。
ここら辺はやってないのでわかりません。

コスパ

1099円で、全ステージゴールドミッションクリアまで15時間強。
ボリュームもまあまあ、コスパもまあまあ、納得だと思う。

感想

最初にも書いた通り、難易度が低めで、気軽に遊べるのがいい。
画面は結構綺麗で、僕はやらなかったけど、写真撮影モードみたいなのもあって、滑ってる途中で止めて、好きなアングルから写真を撮れる。とった写真はアルバムに保存される。

写真撮影モードが楽しいかどうかはともかく、画面の綺麗さもまあまあで、スノボーゲームやってるんだなあって思えるし、スティック倒しているだけなんだけど、トリック決めてるんだなあって思える。

全部、うまくやっている気分にさせてくれる。

ミッションもそんなに難しく無くて、幾つかダイヤモンドジオタグ取るのに苦労した以外は、4~5回プレイすればミッションクリア出来ている。
1プレイも短くて、たぶん、2~3分くらいでスタートからゴールまでたどり着く。

気軽な割りには、うまくやっている錯覚をおこさせて、いい気分にさせてくれる、そんなゲームだと思う。

ただ、幾つか詰まりそうなところを書いておくと。

一番詰まりそうなのは、写真ポイントでトリックを決めるという条件で、書いてあるミッションをクリアしてもクリアにならないケースが中盤以降、特に後半に起こります。
翻訳ミスとかはなさそうで、書かれたトリックで最終的にはミッションクリアできたので、条件は疑わなくて大丈夫。
着地成功にする、スピンの条件でオフアクシスフリップにする(フリップの方が着地成功になりやすいから)とかやっていたら、ミッションクリアになったので、条件は疑わず何度かやっていればたぶんイケると思います。

得点もコツをつかまないと厳しくなります。
一番のポイントは、得点を狙う時は飛距離を可能な限り小さくして、ジャンプを繰り返すこと。ジャンプ台の無い場所で移動せずにジャンプせずスピン、を繰り返せば、通常取れる点数の1.5倍程度は取れるようになります。
その作戦が取れないコースは、フリップよりもスピンを狙って、回転数を減らしても着地成功を狙う事。

あと最初にちょっと迷ったのが、オフアクシスフリップという条件。画面に表示されるトリック名にオフアクシスフリップという名前は出てきません。
決められた回転数のフリップに、適当なスピンを同時にやればミッションクリアになります。

スノボーという題材が面白そうと思う人は、そんなに外さないと思うのでお薦めです。

こんな人におすすめ

・ゲームでもスノボーのスピード感をちょっぴり味わいたい人
・トリック巧く決めてる!って気分になりたい人

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