【評価感想】HOLLOW KNIGHT

こんにちは。蓮根です。

今回は、最強の2Dアクションゲーム、HOLLOW KNIGHT。

2018年9月に購入してから約2か月でクリア。
最近、やっとやり込み要素もだいぶ進めたので、ようやく記事を書けるようになりました。
クリアまで過程はプレイ日記として書いているので、興味がある人は以下のリンクから見てみてください。

公式の紹介動画を見た時に、難しそうだけど凄く面白そうに思って、割引になっていたので購入。
もし未購入で公式の動画見たことが無い人がいたら、是非見てみて欲しい。

これだけで買いたくなるくらい、動画がカッコいい。

実際に買ってみたら、内容のボリュームに驚くことになったし、難易度も高かったけど、最後まで本当に面白かった。
こんなにも人にお薦めしたいゲームは、スイッチではゼルダ以来かも。

評価マーク(ランク順 S/A/B/C/D/E)

S評価
 
文句なし。今のところ最高のインディーズソフト。

内容

探索型アクションゲーム。昔PSで発売された、「悪魔城ドラキュラ 月下の夜想曲」に似ている。
あと、スイッチのインディーズソフトなら、スチームワールド ディグ2も分類としては似ていると思う。

舞台は虫の世界。
ダートマウスという町に主人公が辿り着くところから始まる。
ダートマウスは荒廃した町。井戸から降りた地下に滅びた王都が広がっていて、そこに宝さがしに行っては帰らない虫が後を絶たない。

当然、主人公も地下に行くことになる。

主人公が最初出来ることは左右移動とジャンプ、それに攻撃。攻撃は釘を振るうのだ。虫だから剣じゃない。

地下に降りたところは、敵がいる。敵も当然、虫。敵を倒すと、ジオという単位のお金を落とす。
お金はダートマウスのお店で買い物できるし、先々色々なところで使うことになる。

このゲームでは、世界は幾つかのブロックに分かれていて、最初に行くところは「忘れられた交差路」というエリア。
最初は地図がないけど、地図作成が趣味のコーニファーという虫に会うと、そのエリアの地図を売ってもらえる。地図集めも収集要素の1つだ。

さて、このゲームの面白いところの1つ目は、主人公の強化。
最初はただ釘を振るうしか出来ないけど、だんだんと出来ることが増えてくる。

強化方法の1つは、ストーリーを進めていくと覚えていく能力。
例えば、ダッシュが出来るようになったり、2段ジャンプができるようになったり。

また、ソウルを使った技も覚えていく。ソウルというのは簡単に言うとMPみたいなもの。敵を攻撃すると少し回復する。
ソウルを使った技は、回復技とか攻撃技とかがある。

強化方法の2つ目は、チャームと呼ばれるアイテム。
全部で40種類のチャームがあって、序盤なら攻撃範囲を伸ばすチャームとか地図に自分の位置を表示するチャームとか。終盤には、盾とか、HP自動回復とか、敵を自動攻撃してくれる味方が出てくるとか、強力なチャームがある。

それぞれのチャームには利用するためのスロット数が決まっている。
自分の持っているスロット数分、チャームを組み合わせて装備できる。

強化方法の3つ目は、基礎能力の向上。

体力とかソウルの最大値とか、アイテムを集めることで増やすことができる。
更に、自分の攻撃力も、釘鍛冶に釘を鍛えてもらうことで上げられる。

上の3つ以外にも、剣技という技を教えてもらうイベントや、中盤から出てくる、エッセンスと呼ばれる収集要素での褒美なんてものもある。

このゲームの面白いところの2つ目は、アクション。
アクションの難易度は高い。

でも、少しずつ主人公が強化されてアクションが増えていくと、厳しい攻撃をしてくる敵も攻略できるようになってくる。
ボスは結構沢山の種類がいる。
初見で倒せるボスは少なくて、敵の攻撃方法を覚えて、有効なチャームの組み合わせを考えて、やっと倒せるくらいは難しい。1つのボスに1時間近く掛かったこともある。
でも、頑張れば何とかなるくらいの難しさだし、何と言ってもアクションが気持ちいい。

そしてこのゲームの面白いところの3つ目は、探索。
広いマップを少しずつ探索して地図を広げていく楽しさ。
隠し通路もありそうな場所に隠されていて、期待を裏切らない。抜けるのが難しい道の先には、これまた期待を裏切らないご褒美が用意されている。

僕はあまり画面の綺麗さとかは重要視しないんだけど、HOLLOW KNIGHTは画面の綺麗さが探索を更に面白くしている。
緑の道、胞子の森、涙の都、暗闇の巣・・・

名前を聞いて想像した以上の雰囲気で表現されている。
緑の道では釘を振るった時に葉が舞うのが綺麗で、最初に見た時は本当に驚いた。

その後に行った胞子の森や涙の都も全然雰囲気が違っていて、楽しい。

そして暗闇の巣は暗くて怖くて。出てくる敵も不気味で、早く抜け出したいと思うくらい、雰囲気がある。

ストーリーは明確に語られなくて、何人かの関係者の話を繋ぎ合わせ、状況から読み取って、理解していく感じになる。答えをわかりやすく示してくれないので、ストーリーは大人向きだ。
最初は主人公自身が何者かわからず、僕が理解できたのは結構終盤になってから。

ちゃんと理解できているかは心配だけど、僕はストーリーも十分楽しめた。

難易度は高いけど、自信を持って万人にお薦めできる、最高の2Dゲームだ。
気になる人はぜひ、買ってみて欲しい。

コスパ

1,480円でクリアまでの46時間夢中にさせてくれた。
文句なしにコスパ最高。6,000円くらいだったとしても買っていいくらい面白い。

感想

最初に書いた通り、公式動画を見て難しそう、と思ったけど、本当に難しかった。

僕はアクションゲームはそんなに得意ではなくて、面白いけどクリア出来ないとならないか不安だった。でも、時間は掛かったけど、ストレスになるようなところもなく、最後まで楽しくクリア出来た。

HOLLOW KNIGHTはラスボスの所に向かう途中で、このゲーム終わっちゃうのか、と寂しい気持ちになった。こんな風に思ったのはゼルダ以来だ。

更に、最近HOLLOW KNIGHTの続編、HOLLOW KNIGHT:Silksongが発表された。
HOLLOW KNIGHTに出てくるキャラクター、ホーネットを主人公にした、続編だ。

今プレイしておけば、続編も楽しめる!

どこまで褒めても褒め足りないくらい面白いゲーム。
とにかくお薦めです。

ちなみに、クリアしたけど今でもやっていて、80時間以上プレイしています。

こんな人におすすめ

誰にでもお薦め出来ます。
ただ、ストーリーは大人の方が楽しめると思う。

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