【評価・感想】ガチャレーシング2nd
こんにちは。蓮根です。
今回はガチャレーシング2nd。
後々、思い出せるように書いておくけど、アークシステムワークスさんが「おうちでじっくり遊ぼう!!セール」という題目で、コロナ禍で外出できない人のためにゲームを提供しよう、という想いで沢山のゲームを100円で提供してくれたという時にネズミとこれを購入しました。
このセール売上の一部を社会貢献活動の一環として寄付された、とのこと。
この件についてのアークシステムワークスさんのオフィシャルサイトのリンクです。
本当に頭の下がる思いです。ありがとうございます。
ただし、ゲームの評価、感想は別問題。いつも通り思ったことを書きます。
評価マーク(ランク順 S/A/B/C/D/E)
これは面白かった。レースゲームとして楽しめました。
内容
レースで賞金を稼いで、稼いだお金でガチャを引いて車のパーツを入手して車をチューンアップするという、ちょっと軽いノリのゲーム。
ガチャで無ければ同じようなスタイルのゲームは昔からあったと思う。昔はガチャが無かったからガチレーシングだった、ってことですね。あれ??
レースシーンから説明すると、操作はシンプル。
左右で曲がる、アクセル、ブレーキ。それだけ。あと、Xボタンで特殊能力が使える。特殊能力の話はまた後で。
そして、このゲームの大きな特徴である、ドリフトがある。ドリフトは、アクセルを離して、ブレーキをかけると同時にハンドルを切り、アクセルを踏む、という操作で出来る。
文章で書くと長いけど、これもちょっとの練習でほとんど失敗せずに出来るようになる。
このドリフトがあるおかげで、このゲームのレースシーンの楽しさが倍増している。
絶対曲がり切れないようなコーナーでも、ドリフトで車の向きを変えて乗り切れる。アウト、イン、アウトなんて考えずに、インにドリフトしながら切り込んでいって、そのまま最短距離で抜ける。
そういう楽しさだ。
ゲームを始めた時はグレードFからスタート。各グレードには5つのレースとグランプリがある。
レースは、レースごとに参加台数や周回数、賞金額が決まっている。
グランプリは数戦を連続で戦い、1位10ポイント、2位5ポイントといったようなポイント加算されて、総合ポイントで争う。グランプリを優勝すれば次のグレードが解放される。
レースシーンは大抵は6台以上、多いと10数台で競うような場合もある。必ず最後尾からのスタートなので、車の性能が飛び抜けていないと操作をきちんと出来ないと勝てない。
ただ、台数が多くても他の車は結構ちゃんと動いてくれる。何も考えずにぶつかってくるというようなことは無くて、ちゃんとコース取りをしているので、コースを外せばドリフトしながら避けるなんてことも可能だ。
コースはバラエティに富んでいる。
周りがフォーミュラーカーだらけでちゃんとしたサーキットを走るコースもあるし、ダートコースもある。直角コーナーが続くシティーサーキットもアリだ。
それじゃあ、車づくりの部分だ。
車は、ボディ、エンジン、タイヤの3つのパーツから作られる。それにアクセサリというものがある。
性能はTOP SPEED、ACCEL、CORNERING、DRIFT、BRAKEの5つの能力がある。
例外はあるけど、ボディは5つの能力全てに影響していて、エンジンはTOP SPEEDとACCEL、タイヤはCORNERING、DRIFT、BRAKEの3つの能力に影響する。
更にボディによって特殊能力が決まる。
特殊能力は大体プラスの部分とマイナスの部分があって、例えば土とか雪の上でも減速しない代わりに、DRIFTの値が60%ダウン、とか。他の車に影響を与える能力もあって、先頭車を減速させるけど、効果が切れた時にはその減速していた車はACCELの値が50%アップ、とか。
特殊能力は普通のレースでは自分だけしか使わないので安心。各グレードのグランプリをクリアした後だと、他の車も特殊能力を使ってくるレースにチャレンジできるようになる。
パーツを手に入れる方法は1つだけ、ガチャだ。ガチャはグレード事のガチャがあって、値段が違う。
もちろんグレードが高いガチャの方がレアパーツが手に入るけど、解放したグレードのガチャしか使えない。最初はグレードFのガチャしか回せないのだ。
それじゃあ、低いグレードだとレアが出ないかというと、これも確率が低いだけで、出る。
僕はグレードEのガチャで、Aのタイヤを引けて序盤は相当楽だった。ファイヤバード改のおかげで、序盤の苦しさは全く感じることなく進んだ。
このゲームの車づくりを楽しくしているのは、合成システム。
パーツを合成して能力を高めることが出来る。例えば下の写真のエアフリータイヤは5回合成することが出来て、まだ1回も合成していない。
合成は、ベースとなるパーツを決めて、それに合成する素材を決める。この時、ベースとは違う種類のパーツを合成素材とすることも可能だ。
素材によって上がる能力は決まっていて、成功確率もたぶん素材で決まっていると思う。
成功しても失敗しても素材は無くなる。合成に成功した場合は、ベースにしたパーツの能力が上がって、合成回数が増える。失敗した時は能力は上がらず、合成回数としてはカウントされない。
初期値は低いけど極端に合成回数が多いなんていう育て甲斐のあるパーツもあるのだ。
パーツの種類は700種類以上、らしい。結構同じパーツばかり引いていたような気がするけど、知らないレアパーツがまだまだあったのかも。
強い車を作るのも楽しいし、レースシーンも楽しめる。
軽いノリと思っているとしっかりしたレースシーンにびっくりする、良く出来たゲームだと思います。
コスパ
グレードA優勝までで約11時間。まあまあのボリューム、コスパです。
感想
正直に言うと、あまり期待していなかったんだけど、いい意味で裏切ってくれた。
何がいいかって、レースシーンが楽しいこと。レースゲームはそれが一番大事でしょう。
ギアチェンジは一切なしに割り切っている。ドリフトのタイミングでコース取りが大きく変わるのでタイムもだいぶ違ってくる。このシンプルなんだけど操作が大きくタイムに影響するゲームデザインが凄い。
ガチャって名前の時点で、そんなに難しいものをやるつもりで買っていないんだよね。
もし、ギアチェンジがあって、とか言われたら一気に興ざめ。そんな野暮なことを言わずに、アクセル、ブレーキ、とシンプルにしたのは大正解。そこにドリフトっていう味付けで楽しさアップ、好感度アップです。
合成も楽しい。
僕は60回だったかな、合成できるパーツを頑張って育てて遊んだりしていました。
そのパーツと合成するためのパーツを手に入れるために、賞金額が多くて周回数の少ないレースを繰り返し繰り返しプレイして。アクセルを上げたかったので、アクセルが上がるパーツを手に入れようとガチャを回しまくって。
ガチャも知っている範囲では、そんなに厳しく無くて、普通に最後までやれば強いパーツはいくつも入手できると思う。僕が知らないような、とびきり強いパーツが無ければ、の話だけど。
ライトだけどしっかりしていて、色々楽しむ要素のあるレースゲーム。
これはお薦めできます。
こんな人におすすめ
・ガチじゃないレースゲームを探している人
・自機の性能を上げるとかガチャとか好きな人