【評価感想】ニッポンマラソン
こんにちは。蓮根です。
今回はニッポンマラソン。
ちょっと前のこと、友人宅で合計5人で酒を飲みながらスマブラを遊んでいました。
スマブラ、初めてやったけど面白いね。レベル差があってもみんなでワイワイと楽しめる。
他にも5人同時プレイできるゲームあるんじゃない?という話になり、探してみると見つかったのがこれ。ニッポンマラソン。
即購入してプレイしてみると、5人で出来るのはミニゲームだけ、というオチですよ。
4人でプレイしてみたものの、もういいね、とすぐにお払い箱に。マジか。
そんな訳でゲームが手元に残ってしまったので、1人でプレイしてみました(泣)
評価マーク(ランク順 S/A/B/C/D/E)
ぎりぎり、D評価に納めてみました。
内容
ニッポンマラソンという架空の競技を題材にした、レースゲーム。
モードは、1人でプレイするストーリーモード、4人まででニッポンマラソンを対戦できるバーサスモード、8人までプレイできるパーティゲーム、ゲーム攻略を見られるトラベルガイド、ゲーム内コインで追加キャラとかを購入できるストア、それにチュートリアルがある。
複数人プレイは最初に書いた通り、ほとんどやっていないので簡単に。
バーサスモードは、これから説明するニッポンマラソンを4人まで同時対戦できる。
パーティゲームは2種類のパーティゲームを8人までプレイできる。どちらも、順番にプレイしていくスタイル。コントローラーを順番に渡していく感じね。
ちなみに、パーティゲームの種類は、狭い道を進んで誰が脱落せずに一番遠くまでいけるか、というものが1つ目。
2つ目は、カートに飛び乗ってボーリングをするというボーリングゲーム。
他のも説明すると、トラベルガイドは何かを条件に解放されるらしく、今のところ数ページしか見られない。
まあ、見なくてもストーリーモードは楽勝でクリアできるのでどうでもいい。
ストアは、バーサスモードでストーリーモードの敵キャラを使えるようになったり。
法外な(ゲーム内)の金額を請求されるので、購入できる気がしない。何回、ストーリーモードをプレイさせるつもりなんだ。
さて、いよいよ本題のストーリーモードだ。
ニッポンマラソンは1年に1回開催される、国民的な競技だ。
予選を勝ち抜いた約100人(グループAからグループZまで、各グループ4人)が各区間を走っていく。
走った結果はゴール順だけでなく、星の数、取得したステッカー数、それに人気で順位が付き、次の区間で走るグループが変動する、というルールだ。
ニッポンマラソンは不動のチャンピオンがおり、ハンサム・ハズキ選手が10年間トップを取り続けている。
上位4選手もほぼ変動なく、ハンサム・ハズキのほかに、ヒデコ、フェリックス、それにKGパークの4人が独占している。
ゲームはニッポンマラソンにチャレンジする4人から主人公を選択して開始する。
犬とロブスターとイッカクとセーラー服おやじの4人だ。
僕が選んだのは、ロブスターっぽいJダーウィンだ。
ゲームは予選前からスタートする。
って英語?英語なの!?
しばらくは英語でプレイしていたけど、ギブアップ。そんな読めないよ。。
設定を見ると、言語を変更できる。なんでデフォルトが英語なんだ。
でも、日本語にしたところで、何を言っているかさっぱりだ。
何というか、ナンセンスギャグの世界。
マジで英語のままでも良かったかもと、すぐに思い始めた。
ストーリーモードのストーリーはどうやら推してるようで、キャンセルできない。必ず見ないとダメだ。
しかも、文章に合わない喋りがあり、喋りはキャンセル出来ない。
ストーリーが終わって、次のストーリーが表示されるまでの間はロード時間あり。長い。
ストーリー見るのが苦行。
肝心のレースは、スタートすると色々な障害物がある道をどんどん進む。
ニッポンマラソンというけど、架空の場所なので基本は知らない場所。ただ、ステージによっては渋谷の交差点とか、知っている場所を走ることになる。
レースは、画面外になってしまった人は脱落。
3人脱落すると残っている1人が星を貰えて脱落した人は逆に星が減る、またそこからスタート、ということをゴールまで繰り返していく。
重要なのは、脱落した順序によって減る星の数が違うということ。最後まで残れないにしても、最初に脱落しないことは重要なのだ。
出来る操作は、左スティックで走る、ボタンでそれぞれ、ジャンプ、しゃがむ、ダイビングする、というアクションができる。
また、ステージ途中でフルーツを入手でき、LRで左手、右手に持っているフルーツを使える。
このゲームのマラソンのコースは、結構飛び降りるようなことが多い。
飛び降りるときに、ジャンプだけでは届かず、ダイビングして体を投げだして、向こう側にとどまるような操作が必要になる。
障害物を跳び越すだけでなく、しゃがんで避ける、犬の群れを避ける、車通りのある道をうまく車を避ける、など意外にもレースシーンはきちんと3Dで表現されていて分かりやすい。
そしてフルーツ。
ステージ途中にはフルーツが転がっている。これを拾って使うのだ。
例えばスイカなら、相手に向かって投げて爆撃、転ばせる。しかも、微妙にホーミング性能付きだ。
例えばバナナなら、ベタに床に置いて後ろから来た人を転ばせる。
例えばパイナップルなら、飛ぶパイナップルに捕まって、自分も飛んで移動できる。
フルーツを使いこなすのが重要、らしい。
このニッポンマラソンの分からなかったところは、面クリア時の順位の付け方。
最初の方にも書いた通り、ゴール順だけでなく、星の数、取得したステッカー数、それに人気で順位が付く。
ゴール順は良い。
星の数も分かる。
ステッカー数は納得いかないけど、まあ自分で把握することは可能だ。
人気って。どうすりゃいいのかわからん。
レースの途中で、急にミニゲームが始まることがあるんだけど、これで人気が変動している、、ような気がする。
あとは、フルーツを使うと人気があがるらしい。
ただ、順位は上だったのに、人気で圧倒的に差があって負けたりすると、全然納得がいかない。
そりゃあ、ハンサム・ハズキが10連覇するわ。
ストーリーモードのコースは全部で8コース。コース数はキャラクターによって違う、のかな。
きちんとストーリーはあって、進めるにつれてニッポンマラソンの正体というか闇が明らかになっていく感じ。
僕はストーリー見るのに時間掛かるのが嫌で、ストーリーモード1人クリアしたところで止めました。
コスパ
ストーリーモードクリアでたぶん2、3時間くらいだったのかな。
4キャラ全部クリアしても10時間未満だと思う。
1500円という値段を考えると、1人でプレイするだけなら、コスパは良くないです。
感想
まずストーリーモードの話から。
僕はぶっ飛んだようなストーリーは面白いと思えなかった。
ただ、そこは目をつぶったとしても、ストーリーを見る時間が長すぎる。これが致命的だった。
ロードが長いし、しゃべる部分をキャンセルできないのでさっさとセリフだけ見るようなことが出来ない。
しかも適当な音声を当てるだけでセリフと合って無いし。
ゲームは面白いかと言われるとそうでは無いけど、まあちゃんと作ってある。
3Dのコース内でキャラクターを移動させるだけなのに、ちゃんと脱落するような仕掛けがあるのは十分だと思う。
コンピューターの強さも悪くない。初見で2,3コース1位を取れずに失敗したけど、2回目では最終ステージ以外はクリアできた。
ステージクリアの条件が納得いかないところを除けば、ゲーム自体はまあまあ。
ストーリーシーンがしゃべりと表示をキャンセル可で、ゲーム内容が同じで、1人プレイ専用で、500円なら納得したと思う。
それじゃあ、このゲームに使い道がないかというと、一応あると思う。
複数人プレイで、このゲームの変な日本語翻訳とか、ゲーム中に出てくる意味のない絵とか、ナンセンスな設定をみんなで笑って楽しめるような人たちが遊ぶべきゲームだろう。
僕は残念だけどナンセンスなギャグを理解できなかった。
本当に残念。
俺は楽しめそう!という人はぜひ。
こんな人におすすめ
酒を飲みながらみんなでプレイする、変なゲームを探している人