【評価感想】リーグ オブ イーブル

こんにちは。蓮根です。

今回は「リーグ オブ イーブル」。EVILでイーブルって読むのか。
タイトル

紹介ページのジャンルに「アーケード / アクション / 格闘 / シューティング」と書かれている。
見た目はファミコンソフトっぽい。っていうか、ロックマンっぽい。アクション、格闘、シューティング、よし行ける!と購入。

ジャンル買いは一度見事に釣られたが、一度くらいで懲りているようではダウンロードソフトなんて買えません。有象無象か魑魅魍魎か。そんな中からこれは!という1本を探すのが楽しいのだ。
外したら愚痴を言いながらも、次回の糧となるのだ。

 

評価マーク(ランク順 S/A/B/C/D/E)

D評価

 

内容

面クリアタイプのアクションゲームだ。これがスタート地点。
ステージ開始地点

それぞれの面には、悪い博士がいる。大量破壊兵器製造を目論む、博士集団を1人ずつ殺害していく。
博士を殺したら面クリアだ。こうやって見ると、意外にスタート地点の近くに居た。
博士と対峙

今、意図的に「殺す」という表現を使ったが、このゲームは敵を殺すと首が飛んだり血を流したりとわざわざ過激な表現をしている。それが理由だろうか、CERO B指定だ。

さて、主人公ができるアクションは、ジャンプ、パンチ、キックの3つ。
パンチとキックは同じボタンで、地上ならパンチ、空中ならキックなのだ。どちらも、攻撃しながら前に進む。パンチならバーンナックル、キックならタイガーキックといったところか。

これはキック。残像が見える。カッコいい。
キック

ジャンプは二段ジャンプまで可能。二段ジャンプ時には方向を変えられる。

あとは壁スライディング。名前は今付けた。
壁に向かってスティックを入れると、ゆっくり滑り降りることができる。更に壁は地面を同じ扱いで、ジャンプが可能だ。
壁スライディング

これらの操作を駆使して、邪魔する敵を倒したり避けたり、壁や床から突き出ているトゲを避けたり。
博士のところまで行って首を狩れば面クリアなのだ。

このゲーム、動きが結構速い。
壁に張り付いて、二段ジャンプですぐ上のトゲを避けつつまた壁に張り付いて、とかルートを考えるんだけど、動きが速くて思った通りの操作が難しい。
結果、死にまくることになる。驚くくらい死にまくった。何度死んでもやり直せるし、とにかく回数を繰り返して試行錯誤するのだ。

やり込み要素は2つ。
1つは、クリアタイムごとに貰える星の数が変わる。早くクリアすれば星3つ貰える。
もう1つは、面のどこかに鞄がある。それを集めるというものだ。
鞄が見える

最初は鞄を集めていたが、チャプター2の最後の方で厳しくなって止めてしまった。

チャプター4まであって、60面、30面、30面と続く。チャプター4は行きつかなかったのでわからない。
チャプター選択

ゲームバランス

いわゆる、死にゲーというやつだ。
リトライはボタンひとつで瞬間開始できる。
死亡画面

その代わりに、面の難易度はとても高い。
僕には難しすぎて、1つの面で100人以上死んで心折れた。120人死亡って。

そういうバランスのとり方をしているので、普通のゲームと比較は意味がないだろう。
きちんとゲームとして成立しているので、有りだと思う。

コスパ

チャプター2まで、鞄はほとんど集めて5時間くらい。
1つの面を死なずにクリアできれば1分以下。

たぶん、最後までクリアして10時間か、それ以上掛かるか。

僕は辛くなってしまったので値段分楽しめたとは言えない。
だけど、この難易度を遣り甲斐があると思える人には、ボリュームあるしコスパが良いと思えるだろう。

感想

最初に言うが、このゲームは立ち上げた時の会社名表示している時間が長すぎる。長いうえにスキップできない。
トップ画面が表示されるまでに15秒くらいは掛かっている。
幾つかのゲームを同時に遊んでいるときは立ち上げる度に15秒。それだけで面倒だった。
作る側はカッコいいと思っているかもしれないが、利便性を考えて表示時間を短くするか、スキップできるようにして欲しい。

さて、僕がこのゲームの難易度についていけなかったことが原因だが、いまいちだった。

動きが速いので、2段ジャンプして狭い足場に着地しても、ついつい動いてしまってダメというケースが多い。

チャプター2の中盤くらいまでは、それぞれの操作だけで進める感じだった。
だけどチャプター2の終わりくらいから、ジャンプして空中でキックして少し進み、2段ジャンプするというような操作を求められる場面が出てきた。これが厳しい。このスピードでそれは操作しきれない。

速度を早くして難易度を上げるのでは無くて、操作のバリエーションで難易度を上げるとか、その方が楽しかったと思う。

アクションゲームが得意な人は面白いかもしれない。難易度高いと聞いてワクワクしてきたぞ!というような人は試してみて欲しい。
アクションゲーム苦手な人は手を出さない方が賢明だ。

ところで、最後までやっていないので正確なことは言えないけど。
チャプター3の最初の方までではシューティング要素は無かった。

無いよね、シューティング要素。弾撃てないよね?

こんな人におすすめ

アクションゲームが得意な人
難易度が高いと燃える人